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顎関節症

■顎関節症でお悩みの方

顎関節症は、左右の咀嚼筋を使って下顎を開閉していますが、大概の人は噛み癖があったり歯の治療中，沁みる等で左右同じようには使えていません。
これが長期に及べば、咀嚼筋の左右差が段々大きくなり筋肉の緊張の強い側へ下顎が引かれズレが生まれます。
顎関節症はこうして徐々に症状が進み、顎の開閉が困難になり、首や肩に痛みを覚えるようにもなります。

顎には手では潰れない飴玉でも奥歯なら難なく潰れるようにすごい力がかかります。
それが偏った側にかかれば、顎の運動の中心軸は頚椎の1番・2番になり、そこにもズレが生じるのです。そして前記の首の症状が生じます。これが顎関節症のあらましです。

下顎がズレれば対応する上顎もズレます。それにくっついている頬骨・側頭骨・鼻筋・目の大きさ等左右差が段々と進んできます。
　これは、ただ単に美容上の問題にとどまらず、側頭骨の問題はやがて、耳鳴りや難聴の原因になり、鼻や顔面神経痛等の問題を引き起こすのです。

口を開けられない、かむと痛い、などの症状で治療していても治らない方は是非、当院で受診してみてください。