福岡市の整体鍼灸・整骨院、斎藤整骨院。交通事故むち打ち症や五十肩四十肩・頭痛・肩こり・膝・首・背中の痛み治療をしています。

交通事故のむち打ち症やオスグット・スポーツ外傷、
又は各種関節の痛み、症状に約30年の実績を持つ治療院です。

予約優先:0940-35-3715

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施術の様子
営業時間カレンダー

 ( 1 6 )     毎回、差し入れを袋に忍ばせ持って来られる N さん

この患者さんを思うと、何故か笑顔になり
また、その仕草に笑ってしまう程 可愛い方のお話です。

N さんは、当院に来られて もう1年近くになります。
来られた時 ひどい座骨神経痛があり、腰は横に曲がっていて、
左下肢を引きずるように歩かれて来られました。
当院に来られる前まで半年間程
注射、痛み止めの薬、患部への電気治療と湿布を続けられていましたが、
農家の仕事で無理もあり、改善がなく ひどくなるばかりだったそうです。

当院では 治療もさることながら、
生活習慣での注意や工夫など、 いろいろなアドバイスをさせて頂きました。
悪い状態が長くなると、治療だけでは、中々前に進まないのです。

その甲斐あって
今では 腰も ほとんど真っ直ぐなり、痛みもほぼなくなりました。
ただ、最近では竹の子ほりで 膝を痛め 腰の予防を兼ねて週に 2回程通院されています。

いつの頃からだったでしょうか
半年以上前からだったと思います。
ある時から 差し入れが始まったのです。
その時は 症状が改善した為、わざわざ持って来て下さったのだな
と思っていたのですが、そのうち頻繁になってきた為 これは気の毒い と思い
『 N さん、気持ちは嬉しいんですが、持って来すぎですよ 』というと、
『 先生 私はすきで持ってきてるんだから、そんな事言わんでー 』と、返されました、
私も、嬉しい事は とても嬉しいのですが…(好みの味ですし)

それからです。毎回なんです。
100 回来られたら 100 回持って来て下さるのです。

N さんは 自転車で20〜30分かけて通院されていて、
ある雨の日、 今日は持って来られないやろうと思いきや、
家で饅頭を作ったからと言って、持って来られた時は、さすがに笑ってしまいました。

いつも 大抵、私がベッドに入って行くと用意して待っていてくれてるのですが、
ある日、余程、慌てたんでしょうね、
その大事なものを、ゴトッ と落とされ、拾われてる姿を見た時は、
私は口をふさぎ 笑い声を止めるのが必しでした。
スタッフにも たまに持って来て下さるのですが、
ほとんどは スタッフにもバレないように 袋に忍ばせて持って来られます。

ある日、予約より少し早く来られ 待合室で待っておられた時、
たくわん の匂いが治療所中に立ち込めていました。
治療前に私がベッドに入るや、上向きの状態から 上半身をくるっとねじって
ベッドの下のカゴから ガサガサっと案の定たくわんを取り出されたのです。
バレバレなんです。
それに小声で話してくださるのですが、隣の隣まで聞こえています。
その仕草が可愛くて ついつい微笑むくらいです。

『 N さん、もう堪忍してください 』、と思いつつも
しかし、最近では 今日は何かな?って 思う 自分もいるのです。
N さん ごめんね、
そして、いつもありがとう。


 ( 1 7 )     珍しい紹介で来られた患者さん

最近、古賀市より非常に稀な紹介で来院された、患者さんのお話しです。
初診の日、私が 誰かに聞いて来られましたか? と尋ねると、
『 知人に紹介されて来たんですが、その方は 大野城市の方で
実は、こちらには来たことがない方なんです 』

ん、? どういう事かな、と思ったのですが、
こういう事でした。

以前、その方がウチのホームページを見られて 来られる前に電話されたそうです。
その時、症状がややこしいことから、私が時間外に電話し、
『 その症状は簡単ではなく、遠くから来るには改善が難しいので
まずは近くの評判の良い所で治療して見て下さい。それでも納得されなけば
私も覚悟を決めますので、また連絡下さい 』
それと、なんらかのアドバイスをしたというのです。

その時の対応に、私を気に入って下さり
『 あの先生だったら いい事だけを言わず、
また何でも取り込むような事はしないし、信用出来る 』
そして 齊藤整骨院を紹介して下さったそうです。

私は、実はその方の記憶が 全くないのです。
ただ、これまでにちょっとややこしい症状の方の問合せには
ゆっくりとした時間にお話させて頂く事もありましたが…、

人の縁というものは、不思議なものです
会ったこともない方の紹介で、また 違う方に出会えるのですから。
どのような出会いでも大切にしなければと、つくづく思いました。


( 1 8 )  たくさんの治療院を渡り歩く患者さん

当院もホームページを作成した事により、ネットからの患者さんが来られます。
その中には、治療院を幾つも回って来たと言われる方もおられます。

初診時 『 何処かで治療を受けられたりしましたか? 』と尋ねると、
『 △△整骨院で 2〜3 回治療しましたが、治らず…』 とか、
『〇〇に1〜2回行きました。』とか。

症状を診ると、確かに治療院を回って来られるだけあって
症状が重たく、それでいて経過も長くなっており
悪い状態が固定してたりする事も、少なくありません。

が、 果たして こんなに重たい症状が、数回の治療で何が解るのでしょう?

これまで行かれた治療院には、
それぞれいろいろな治療法の段階があったんじゃないでしょうか。
そのような治療も受けないまま 転々としているんでしょうか?
そのように、ふと考える事があります。

特に当院は、症状に合わせて いろいろな治療法を組み立てたりします。
まずは、一般的な治療から入ったりもします。
その後、数回程様子を見ながら、
職場で無理をしたりして負担が大きくないかとか、
大きければ、それ以上の効果ある治療をしなければなりません。

このように当院の治療は、症状、経過、環境などを考えて施術を行うわけです。

1〜2 回で治療院の技術が解ったり、判断するのは難しいと思うのです。
まずは、一つの治療院で施術を受け、治りが悪ければ 他に治療法がないのか?
などの説明を受けて、納得した上で、暫らく腰をすえて治療に取り組む事が、
治す早道かも知れません。

ただ、その他の原因等で治療院を変わらざるを得ないのは、致し方ない事とは思いますが…。


( 1 9 )  鼻をすすらせ シクシクベッドの上で泣かれた50代半ばの婦人

その方は 明るく ほがらかな、福島から嫁がれて来られた女性でした。
股関節の痛みがあり 来院されました。
何かの話をしてた際、栄養の話題になり、私が
『 お米は出来れば玄米で食べるとしっかりいろんな栄養分がとれて体によいですよ。
私も出来るだけ、とるようにしています。 』と言うと、
『 先生、私は実家が農家だったから 小さい時から玄米ばっかり食べさせられましたので、
いくら美味しかろうが、栄養があろうが うんざりですよ 』
と大笑いしながら話されました。

私は特別な玄米の炊き方を知っていて、とても美味しく玄米を食べていました。ですので、
『 今度、おにぎりにして持って来ますよ 』と話すと、
『 いいえ、いりませんので お気持ちだけ頂きます。』と丁寧に断られました。

この方は、今も実家から新米が出来たら必ず、一俵 玄米のまま送ってもらえるそうです。
『 先生、私も玄米を炊こうと思えば できますので。』と言われたのです。
その日は、それで終わったのですが、

数日後、『 先生は今日も玄米を食べるんですか? 』と聞かれたので、
『 食べますよ、なんなら 食べてみますか? 』と聞くと、
『 そんなに食べさせたいんですか?
それじゃ 頂いて食べてみましょうかねぇ 』と言われたものですから、
直ぐに妻に電話を入れ、昼におにぎりにして持って来てもらう事にしました。
ちょうど、その方の施術が昼過ぎに終わり
妻が間に合った為、
あったかいうちカーテン内で食べさせることになりました。すると、

しばらくしてカーテンの中から、鼻をすするのが聞こえてきたと思ったら、
今度は シクシク泣いてる声がしてきたのです。
私も不審に思い、カーテンを覗いて見ましたら、
大粒の涙を流しながら泣いておられました。

私が、『どうしたんですか?』と尋ねると、
『 先生 美味しくて…、こんなに美味しかったんですね。
食べてると、親の愛情が伝わってきて…
私に玄米のまま、食べさせたかったんでしょうが、
今まで親不孝をしていました。』とまた泣いてしまわれたのです。

それを聞いて、私も何だか心が温かくなり、目頭が熱くなりました。
私を含め、ほとんどの人が
親にいろいろしてもらっている事とか、慣れてしまうと 当然のように思いがちですよね
本当はそこには、大きな愛情があるんですが、ついつい慣れてしまいがちです。

目では見えない深いところに思いを寄せ、感謝していかないといけないなぁ、と
その光景を見て、改めて気付かされた一日でした。


( 2 0 )  子供に 『家の手伝いをさせてるんですよ』、
と話すと凄く感心されたお話。

私は自営業の為、妻も朝から夜遅くまで忙しく仕事をしています。
ある日、患者さんと話をしていると、
『 先生のところは お二人で、一日中忙しそうに仕事されているから、
家の事までされるのは大変でしょうね? 』と聞かれました。

私が、『 子供がいろいろやってくれますから、ほとんどしませんよ 』と、いいました。

すると、『 庭の草取りとか、誰がするんですか? 』 と聞かれたので、

『 もちろん、子供たちですよ 』 と話すと、

『 まぁ、感心なこと ウチなんか 全然しないんですよ 』 と言われました。

ウチでは 子供に 小学3〜4年生の頃から、
庭の草取り、自分たちの部屋掃除、

中学生以降からは、
風呂掃除、トイレ掃除、犬の散歩などを分担させ
自分の分の振り込みなども当然させています。

この事を 感心してくださったのです。
それまで 私の中では普通の家庭でも行われてる、と思っていました。
私こそ、『 えーッ 』 でした。

皆さんの家庭では、どのようにされていますか?



 ( 2 1 )    大阪からの新幹線の中で出会った、素晴らしい光景と
その光景で、自分の未熟さを知らされた日

日曜日の夕方、私は自由席の後ろから3〜4 列目の2人座席で
通路側に座っていました。
広島あたりからだったででしょうか、
3人の 70代前半の方たちが乗って来られ、前の方まで行かれたのですが
あいにくの夕方でもあり、一杯でまた後ろまで引き返されてきました。

『 あと 15分位だし、ここに立っておこうか 』
と話しているのが最後尾で聞こえてきました。

一番後ろで 3人掛けのイスの、真ん中に 30代前後のお母さん、
左右の席に3〜5才までの男の子2人が、膝枕をしてもらいスヤスヤ寝ていました。
そのすぐ前の列に、そのお母さんのご両親がおられ、お父さんの方が、
『 孫を一人抱っこさせてイスを空けますから、どうぞ お一人座って下さい 』 と
立っておられた3人の方に言いました。

私は、自分が恥ずかしくなりましたが、ともに 心も温かくなりました。

すると1分位してからでしょうか、
前の方から後部車両へ 40代前半の女性がトイレに行かれ、帰り際に
『 小学生の子供と座っていますが、抱きますので、どうぞお一人座って下さい 』
と言われたのです。
その申し出を 感謝されながら、

『 すぐに降りますので… 』 と有り難く断られていました。
それから すぐの事です。
60 代前半の男性がまた 前の方から後ろへトイレに行った帰り、
『 私と妻は もうじき降りますから どうぞお座り下さい 』 と言われたのです。

5分位の間に、3組の方たちが席を譲ろうとされたのです。
私はますます、感激と恥ずかしさで動揺していました。

しかし、素晴らしい光景でした。
今までも いろんな景色とか、感動をしてきましたが、久しぶりでしたね。
私はその光景を見て、こう思ったのです。

『 あぁ、神様にためされたかぁ… 』と。
最初に 15分位ですぐおりる、と聞いてしまったので
私は 譲ることが出来なかった…。

まだ まだ まだ、 未熟者です。


 ( 2 2 )   平成24年の 7月と12月、私は緑内障の手術をしました。

それまでは たちの悪い風邪で、一度しか病院にかかった記憶がなく、
まして、入院などの経験もありません。

緑内障では、入院期間が3週間程度になる為、
もろもろの準備とか小さな事まで 妻がやってくれました。
その時、改めて心から感謝した事を覚えています。

入院して、いざオペ室に入り 手術前、丁寧な消毒を3〜4人の方に
ベッドの上で受けていた少しの時間、いろいろな事を考えていました。

手術をしてくださる先生はお一人ですが、
そこに至るまでには たくさんの準備があり、また その以前のそこに至るまでには、
いろいろな検査などがあり、万全の体制をひいて頂き ここまで来たんだ・・・・。

そう思えた瞬間、体の奥より震える感動と感謝があったのを 鮮明に覚えています。

今思えば、いろんな事に気付く為にも 病気などにもなるんだろうなぁ、
と思えるんです。


( 2 3 )  齊藤家のワンちゃんは しゃべる んですよ
柴犬で 6才になります。

生後3ヶ月でやって来ました。
やって来た当日から 家族にも慣れてくれ すくすく育ってくれました。
ある程度のしつけ は、私の担当です。
私は子供と同じ様に接していましたら、ある時から
『 いるの 』と こたえるようになったのです。
おやつ を持ち『 いるの? 』って聞いたら、そのうち 応えるようになりました。

面白くなり また、教えました。
お母さん、
あんちゃん、
おはよう、・・・・など。
いろいろと、しゃべるようになったのです。

患者さんに その事を話すと大笑いされます。

『 先生 気持ちは分かりますが、その様に聞こえるんでしょ?
ワンちゃんがしゃべるはずがないてすよ、オホホホ…。』

言われて 悔しくなり、携帯の動画に取ったんです。
そして 動画を見せる事にしました。

見せる前は笑っていましたが、
笑いが止まります。『 えーッ、ホント しゃべっていますねー。』
その時は 多分私は、どや顔になっているんでしょうねぇ。

ウソだと思う人、言ってください。
喜んでお見せしますよ。


( 2 4 )  私の昼御飯、グリーンコープの弁当にはまっています。

いつも 朝御飯の残りものか、手作り弁当か、
妻に時間がない時は、近くのコンビニのものか 周辺の弁当を食べています。
たまたま ある患者さんに、グリーンコープさんの弁当をすすめられました。

食べてビックリ。
おかずの種類が 8〜10種類、それに揚げ物がほとんどなく、
素材もこだわりが強いから美味しい。
ましてや値段が周辺並みの 500円前後なんです。

私も嬉しくなり また違う患者さんに教えたところ、
その方がサークル仲間と食べたらしく、凄く感激したらしいんです。
種類も数種類あるんですよ。

ウソだと思ったら 食べて見てください、吉美ちゃん…。
何かのテレビ番組じゃありませんが
『 宗像って いいなあ〜 』。


( 2 5 )  台所で指を深く切り、血が止まらない為 行き付けの魚屋さんに飛び込んだ
60代前半の女性 Kさん

この方は 週に一度程、首の痛みと腰痛、股関節の治療の為 来られています。
ある月曜日 指に包帯を巻いて来られた為、事情を聞くと

土曜日の午後、料理中に 材料を切らずに
自分の指を ざっくり切られたそうです。
かなり深く切られ、血がしたたり落ちるほどだったようです。
中々血が止まらず 考えていましたが
『 そうだ、魚屋さんなら 包丁をよく使うから しょっちゅう指を切ってるだろう 』 と、
考えたらしいんです。
私も成る程 と感心しましたが、普通 外科を考えると思うのですが…。

k さんが魚屋さんに飛び込み、奥さんに事情を話すと、
『 薔薇印の砂糖をふって、包帯で巻いときなさい 』 と言われたらしいのです。
K さんは その事を素直に聞き入れ、家に帰って直ぐに実行されました。
・・・・、私なら ここで思いとどまりますが。

しかし、その後がビックリなんです。
血が直ぐに止まり、次の日には 肉が盛り上がってき、再生しようとしてたらしいのです。
信じる者は救われる、でしょうか。
翌週にはもう、治っていました。

後日、違う方から聞いたお話しですが、
頭を打って たんこぶ が出来た場合、
この辺では砂糖を溶かして塗ると良いと数人の方から聞きました。
皆さん、ご存知でしたか?


( 2 6 )  私は、梨も ぶどうも ほとんどの果物を皮ごと、種ごと食べています。

宗像周辺にはぶどう農園がたくさんあります。
車で 30分も走れば、いくつもの農園が存在しています。

この前、妻と若宮のある農園に行きました。
そこの農園は、ぶどう狩りも出来ますし、販売もしています。。
たくさんの種類が試食出来て、その日は 10人近くの人が試食されていました。
私達も早速 試食させて頂きました。

私は 皮ごと 種ごとモグモグ、カリカリ食べていましたら、
周辺の少し異様な視線を感じました。
でもいつもの事なので、おかまいなしに試食させて頂きました。

すると 私達より早く試食されていた 60代位のご夫婦で男性の方が
『 あのう…、どのぶどうが美味しかったですか? 』 と聞いて来られたのです。
私も すかさず、
『 そうですねぇ、このぶどうと このぶどうが美味しかったですねぇ 』と話しました。

後で その事を思い出したら、笑えてきましたねー。
余程、『 この人だったら何か分かるのでは?』
とでも、思ってくれたのでしょうね。
実はそれが違うんです。

私は、田舎育ちで あまり食べるものがなく、いつもお腹を空かせていました。
だから、食べれるところは全て 食べていた だけなんです。

ただ、まるごと食べた方が 間違いなく美味しく食べれますよ
一度試して見て下さい。


  ( 2 7 ) 今日午後、患者さんから訃報を聞かされました。

『 柔道の 金メダリスト、斉藤さんが亡くなられましたよ 』 と。
ショックでした。
彼とは ソウルオリンピックの1ヵ月前に 大阪に強化合宿に来た際、1週間程 ほとんど毎日 私が通って鍼治療をしていました。

合宿が終わって、わざわざ勤務先の治療所に来てくれて 院長先生と数人で食事をしました。
彼は 当時、あのような格闘技ですから、体のあちらこちらが ガタガタ状態でした。
アルコールは一滴も飲まず 真面目な練習熱心な 柔道家でした。
食事後 私が大阪の伊丹空港まで 車で送って行ったのですが、いろんな話をしてくれました。

最後に彼が、
『 ソウルで 金メダルを取ったら 必ず見せしに来ますから! 』 と 言ってくれたのを、
最近のように 覚えています。

齊藤さん、
あなたは 良く頑張られましたよ。
このように全国にあなたの死を知らされる程に活躍されたのですよ。
そして 大勢の方が あなたの早すぎる死を 悼んでいます。

ご苦労様でした。


 ( 2 8 )  とっても珍しい紹介で来院された、19才 男子学生さん

この学生さんは 腰痛で来られました。
初診時 『 誰に聞いて来たの? 』と尋ねると、
『 お母さんに聞いて来ました。』と 言いました。
私は『あぁそう、じゃぁ お母さんが前に来られてたんやね? 』と聞くと、
『 いいえ 違うんです 』 と、言うのです。
『 じゃ、お母さんが誰かに聞いたんかな? 』 とかえすと、
学生さんは
『 母は 宅配便の仕事をしていて、先生のところにも何度も荷物を届けたらしいんです、
そして一番先生の所が受付の対応が良かったから
ここに行きなさいって言われて来たんです』 …。

・・・・・ すごく 嬉しかったですねー。
そういうところでも 評価されるんだぁ、とつくづく感心しましたね。

頑張ってくれてる、元 受付嬢さんたちに 感謝です。
いつも ありがとうございます。

  (  2  9  )     美味しい焼き鳥屋さんで幸せな気分にさせてくれた、結婚 17年目のご夫婦のお話

この前の 土曜日夕方、私たち夫婦とスタッフ1名、患者さん1名の4人で
行きつけの 本陣 という焼き鳥専門店へ行きました。

ご夫婦で長い間やってる老舗で、カウンターだけの15席位ある とても美味しいお店です。
常連さんが多く この日も予約客で一杯でした。

お店で 1時間くらい経った頃でしたでしょうか、
明るい ほがらかなご夫婦が入って来ました。

奥さんの方が
「 こんばんはーッ、今日は結婚記念日で 本陣の焼き鳥が食べたくて来ましたー!」

それはそれは とても ほがらかで まわりが 一気に明るくなる程でした。
私も 何だか嬉しくなり、直ぐにフレンドリーな気持ちになったのです。

しばらくすると ご夫婦が私の横の席に移動されてきました。
旦那さんはアルコールがダメなようでしたけど、
奥さんはビールをジョッキで飲まれてましたから
私はつい お店の奥さんに
「 こちらの奥さんに結婚記念のお祝いにビール1杯お願いします 」 と言うと、

「 えッ 、いいんですか? 本当にいいんですか? 」と確認されました。
「 私も幸せな気持ちになったので、お願いします。」 と言いました。

そのあと ご夫婦と少しお話しさせて頂き、お礼を言われましたが、

とんでもない、お礼を言いたいのは こちらの方です。
気持ち良く、楽しいお酒を飲ませて頂いたのですから…。

ありがとうございました。

( 3  0 )   タクシーででも 来たいんです!

犬との散歩が  大好きな、60代半ばの女性です。

最初はぎっくり腰から始まり、強い 腰痛の症状はおさまったものの  
左右のおしりから 大腿部外側〜膝の外側にかけて
4〜5年前から、痛みとしびれに 苦しんでおられました。

隣町の日の里というところから、車で15分くらいかけて来られています。

円皮鍼と骨盤の調整で 約3週間程で半分くらいに改善し、今も週2回 通院されています。

ある日 来院された時に、車がなかったので
『 今日は 車は何処に停められましたか?』と 尋ねると、
『 今日はタクシーで来ました 』と言われ、

『 え、それじゃ 帰りもタクシーですか? 』と 聞くと、

『 私、大分良くなって嬉しいんです。 だから タクシーででも来たいんです 』と なったんですね

うれしかったんですが、
同時に  身も引き締まる思いでした。

ウチに来て下さる方のお気持ちを、
改めて気付く事になったのです。

ありがたいですね
ありがとうございます。

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